個人面談・・・

外部の人はよく「大学は今夏休み中ですか?」と聞いてくる。自分の学生時代を振り返ってイメージを重ねているのかも知れないし、大学生が「夏休み」なら「教員も暇で良いですね」なんてことを思ってあるのかも知れない。

しかし、実際は「さにあらず」だ。

近年では「授業時間の確保」の原則により、休講や自習が認められないため後日補講が必須となっている。場合によっては、その補講日が夏休み期間に食い込んでくることもあるし、後期分の科目の中には集中講義として夏休み期間を利用して開講されるものもある。更に、ゼミによっては夏休み中にもグループワーキングや個人研究を行なっているケースもあり、昔に比べて「夏休み」は確実に短くなっている。

ちなみにウチのゼミでは、夏休みに「個人面談」や「就職支援」「学習理解サポート」を行っているため、「講義がない」という以外は普段とあまり変わりない状況である。

こういう活動を通じて学生に対する理解を深めていくのだが、難しい問題は随時出てくる。すぐに対処できるものもあれば、時間をかけて少しずつ改善を図るより外に手がないものもある。

中でも深刻なものは進級と就職に関するものだ。就職は現在進行形であるのに、就職に向けて動いている「学生の実力」は、それまでの学生生活で何をやってきたのか移動中の1コマ

という「過去の実績」を反映したものなので、それが「薄く」「浅く」「甘い」ものであれば「誤魔化し」は利かないからだ。

企業の人事担当者は馬鹿ではない。それどころか千里眼の持ち主である。「嘘」はばれるし、「実力不足」も見抜かれてしまうのだ。それを2年生でゼミに入ってきた頃から一貫して説明し、機会を設けてきているのに、全てスルーしてしまって「森部ゼミ在籍のメリット」をまるで享受してこなかった学生が今年の4年生に集まっている。

無論全力を尽くすが、「世の中そんなに甘くはない」ってことを実感してもらうことになりそうだ。

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