男女を問わずできる人間に育って欲しい・・・

この表示を見て欲しい。ある紳士服店のスーツコーナーで撮影したものだ。

これを見たら、女子の方がレベルが高いのかな?と思う向きもあるかも知れない。

スーツの値段の話からは逸れてしまうが、私は女子の方が現実的で具体的だと思っている。

それに対して男子の方が夢想的で抽象的。馬鹿な奴が多い。

良く言えばロマンチストなんだけれど、社会の実状を鑑みれば空気が読めていないし、身の程知らずなだけだ。

ただし、そう言う勘違い野郎の中から大ブレイクする奴がたまに出るから神様も遊び好きだ。

 

もっとも、未だに女性よりも男性の方が有給の社会人期間が長い場合が多い。

その分を神様は今後どう改善して行かれるのだろうか?お手並みを拝見したいところである(笑)。

 

さて、冗談はさて置き、今日はあるできる男性の話をしたい。

彼は大学時代のゼミ仲間だ。二歳上だったが同じ学年だったのでいつしか親しく会話する間柄になっていた。

研究していたテーマは異なっていたし、既に大人の思考と行動習慣を持っていた彼にとっては、私などいてもいなくても変わらない存在に過ぎなかったろう。それを精一杯背伸びして彼に付き合ってもらえるように演技していたのが正直なところだ。

その位彼は同期生と比べて突き抜けた存在だった。

何しろ一々お洒落でカッコ良いのだ。

博識で、勉強熱心で、自分の言葉で語れて、行動が早い。

色んなお店や場所にも詳しかった。

「国会図書館に行くけど一緒に行かないか」
「日比谷公園に美味いスイーツを食べさせるところがあるんだけど行かないか」
「18の頃に一人で外洋クルージングに行ったんだけどあれは面白いよ~」
等と声をかけてもらっていた。同じ大学生で唯一敵わないな、とリスペクトしていた彼と色々な議論を交わすのがゼミでの楽しみだった。

その当時から実のないくだらない話が嫌いだったので、彼の存在は鮮烈で刺激的だったのだ。

やがて卒業と同時に私は福岡へ戻ったため疎遠になってしまい、気が付くと四分の一世紀が過ぎていた。

その彼から届いた年賀状に070で始まるWILLCOMの番号が記されていた。
「東京に来ることがあれば会わないか?」
というメッセージを添えて。

(同じWILLCOMを使ってるんだ、じゃあ早速!)ってことで直ぐに電話したのは言うまでもない。

「久しぶりだなぁ。森部だよ。年賀状ありがとう。近々会おうぜ」
で決まったのが昨日実現したのだった。

ここ数年は、在福同級生の変わり果てた姿に愕然とさせられることが続いていた。

無理もないことだ。社会人経験も25年となれば普通ならオッサンである。

そういった意味で彼のことを少々心配していたのだか、それは全くの杞憂に終わった。

25年振りの再会を少しも懐かしく感じさせないほど、彼は相変わらずカッコ良かった。
「時間はどの位あるんだい?良かったら夕食まで少し早いんでスパに行かないか?」
「ここ十年は毎年外洋クルージングに出ててね、もう40ヶ国は超えたかな。色んな人と出会えてね、あれは良いよ」
「何食べる?和食で良かったらこの上にも美味いとこあるよ」
できる男の話は更に深みを増し、行動のスピードも増していた。

食事を終え、帰り際に支払いを済ませようとレジに立ったら、

ン万円の代金は既に支払われていた。

カッコ良過ぎだった。

 

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