見逃さず聞き逃さず…

もう昨日のことだが、4時限目のスポーツビジネス特講B/Dの授業にゲストが登場した。私の会社と取引のあるO社のU氏だ。U氏とは彼が高校時代からの付き合いだからもう12年以上になる。当時彼は東区にある某高校のソフトボール部の選手だった。チーム契約で指導していた時の確かキャプテンではなかったか。インターハイでも上位入賞を果たしてくれ、その後大学でも選手兼監督、国体選手と大活躍し、将来は「スポーツトレーナーになりたい」と言って、私のところで研修もやった間柄だ。彼のお父さんにも大層お世話になって今の私がいるのだが、そのU氏が今はスポーツ用品販売会社で営業を担当している。機能性スポーツウエアのON・YO・NE(オンヨネ)や陸上自衛隊も公式採用しているインソールBMZ等を主力商品として販売している。それで、折角来てくれたので「ちょっとスピーチやってよ。御社のPRも交えてさあ」となった訳だ。さすがにバリバリの営業マンなのでトークも歯切れが良く分かり易い。スポーツビジネスコースの学生には特に見習って欲しいところだが、彼らは話を聞くばかりでメモをしていなかった。しかも、U氏の話が終わった後に「質問はないか?」と聞いたところ誰も質問をしないではないか。「残念だ!」と言って済ませる立場にはない私は、代わりに学生達へ質問した。「今、Uさんの話の中に『ZETTさんへ帳合いを付ける』って出て来たけど“帳合い”って何だ?誰か説明してみろ」と。分かってはいたが、誰も答えられない。「お前たちさあ、何で知らないことや新しい言葉が出て来た時にそれを確認しないんだよ。そんな受け身で曖昧な態度じゃ就活で内定貰うなんて無理だぞ。俺なんかキリが無い位質問するけどな。例えば、オンヨネってネーミングはどうやって決まったのかとか、現在の年商を何人で上げているのかとか、営業はエリアマーケティングなのかとか・・・。相手の話に興味を持たなければ、相手もお前たちに興味を持ってくれないよ。多分Uさんは次にお前たちに街中で会っても気付かない。『おお、あの時の森部先生の授業に出ていた・・・』位に記憶に残る人間が就活でも強いと思うぞ。俺も社長だけど俺ならそういう奴を採るし、ほとんどの経営者はそういう感覚だ」と繋いだ。その後は少し活発な質疑応答が展開されたが、言われてやったのではもう遅い。本番(就活)で後悔しないように、させないように、毎日ビシビシ鍛えて行きたいところだ。

※写真は本文とは関係がありません。

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