昨日、大学にリクルート社から講師を招いて3年生のための就職説明会をしていただきました。
私もゼミ生と一緒に参加しましたが、
このままで行くと厳しいだろうな、というのが率直な感想です。
講師はゲストですからかなりうちの大学に気を使った物言いをなさっていました。学生はそれを感じ取れないので、全くピントが合っていない講演会になりかけていました。緊迫感が無いというか・・・。
そこで私が割って入ったのですが、
これは2011年度の就職活動を見越しての危機感がそうさせたものです。
よく就職活動は企業とのお見合いだと例えられますが、
それが本当なら昨日参加した学生は全員破談ですね。
だってただ座って黙っているだけなのですから。
ゼミ生のうち数人は講演会終了後に研究室を訪問して、
近況報告や面談の申し込みをしていったので、
まだ若干の救いはあると思います。
でも、やはり真剣味が足りない。
何故、講演会で質問しないのか?
何故、一番前に座らないのか?
何故、事前に講演会のテーマに関することを調べて行かないのか?
やる気も本気も感じられません。
ただ、これは現代の大学生の半数以上に同じ傾向を認めることができます。
学生達の言い分は・・・
・本番であれば・・・
・1対1であれば・・・
・ビジネスの現場であれば・・・
と条件付きでしかありません。
この脳天気な自己中心的発想は絶対に企業人からは信頼されないでしょう。
今後の学生の奮起を促さなければなりませんね。
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