久々な訳は・・・

書こうか書くまいか迷っていたからです。

それは7月のある日に遭遇した事件のこと。
この日、私は17時から市内某所にてセミナー講師の仕事が入っていました。

セミナーと言っても無料で行う勉強会です。
介護予防事業に関わってある方々を中心に、ADLを改善させるために有効な運動方法を理解していただく目的で開催しているものです。
私自身のスキルアップにもなりますし、皆様真剣に受講してくださるので月1回のペースで頑張らせていただいています。

その日は、会場へ向かうために地下鉄に乗って移動していたのですが、事件はその車内で起きました。

乗車した駅から二、三駅を通過した頃だったと思います。

「ああああああああああーーーーーーー」
という叫び声に続いて

「キャーっ」という悲鳴が上がって人々が私の左手側から流れてきました。

視線をやったその先には
・立ち上がって叫びながら人を殴り続ける男
・その男に座ったまま無抵抗で一方的に顔面を殴り続けられて半失神状態になっている男
の姿がありました。

(いかん。このままでは死人が出る。止めなければ。)
そう思って立ち上がって二人に近付いて行きました。
止めると言っても、私にはその殴っている人間を蹴っ飛ばしてKOする位しか術はなかったのですが、私が大分彼らから離れて座っていたので、近づく間に3人の男性が2人に割って入り引き離しに成功しました。

勇気ある3人には敬意を表しますが、車掌の態度・行動はいかがなものか?無関係な第三者が止めに入るよりも制服の車掌が止めに入った方が安全だし、色々な面で良かったはずなのですが・・

この事件は翌日ニュースに取り上げられるかも知れないと思っていました。
・公共交通機関である市営地下鉄の車内で
・白昼大勢の人が見ている中で
・血だるまになるまで
・無抵抗の人間が殴られていた
のです。原因は定かではありません。もしかするときっかけを作ったのは殴られていた男だったのかも知れません。

しかし、暴力はいけない。社会的には絶対に抹殺すべき力だと思います。

ところがテレビにも、新聞にもこのニュースは取り上げられませんでした。あれは客観的に喧嘩という次元の話ではなく障害事件として立件できるものだったと思います。そして、加害者も被害者も次の駅で駅係員と割って止めに入った三人の市民と多分警察に行った筈です。

警察は民事に介入せずとは言いますが、あれは刑事事件です。少なくとも被害者は「障害事件だ。警察へ行こう!」と言ってました。

この事件にはいくつもの解決すべき問題点があります。
■車掌の行動
■暴力を排除する社会システムの在り方
■無抵抗の人間を不要に殴り続けられる狂人が市民に紛れ込んでいる事実

そして、気付いた人がいたのかどうか?
あの殴っていたのは普段から人を殴る訓練をしているプロです。殴る時の手の形も、ラッシュのかけ方も、ポジショニングもプロ。総合格闘系のトレーニングを積んでいる人間ですね。

普段何気なく暮らしていると気付かないのですが、福岡は色々なワースト1を持った問題の多い行政区域なのです。市民・県民が安全に暮らせるシステムを真剣に構築して欲しいと思います。

—————–
sent from W-ZERO3

2 thoughts on “久々な訳は・・・

  1. 森部先生

    怖いですね…しばらくは地下鉄に乗れないです。

    昼間でも血まみれなんて。夜道でこんな目に会ったら誰も助けてくれないですね。

    事件に巻き込まれないよう気をつけて生活してますが、こんな話が立て続けに入ってくるので、見直さなきゃいけないところがあるのかもしれないです。

  2. そう考えると「安全」ってとても空虚な言葉に感じてしまうほど、確信が持てない世の中になっています。
    少し前にデンゼル・ワシントンとジョン・トラボルタが共演した「SUBWAY」という映画が公開されましたが、あれで私は相当公共交通機関の密室の怖さというものを感じました。全ての機関が所有車両や機体、船体に私費で警官を配備するとかいうシステムが必要になるかも知れませんね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>